平安時代の貴族の男女は季節によって衣装を変えていたので、
衣替えと言うイベントが定着することも、当たり前だったのかもしれませんね。
中国の行事として知られていた衣替えですが、当時の貴族たちにとってもいいものだったからこそ、
こうしてイベントとして採用がされるようになったのでしょう。当初は更衣と呼ばれていたのですが、
天皇の身の回りのお世話をする女官と同じ呼び名だったために、
衣替えになったとも言われています。

和風衣替えがよく売れる理由です

衣替えで根強い人気を誇っているのが、落ち着いた外観の和風テイストのものです。
和風衣替えは、作りもしっかりしていて通気性も良く、見た目も木の温かさがありますよね。
最近では、衣替えに限った話ではありませんが、さまざまな和風な物が注目されています。
和風衣替えの場合、い草を使ったマットや籐の小物入れなどがあったら凄くオシャレですね。
和風衣替えは、スタンダードなナチュラルな物や格子柄などデザインは決して多くはありません。和風の物はひと昔前なら古い、ダサいなんて若い世代には敬遠されていましたが、今では和風衣替えはたくさんの人に愛されています。
シンプルイズベストという言葉の通り、和風衣替えには無駄な飾りもありませんし、和風というだけで誰もが落ち着くデザインだと思います。

衣替えの上のスペースに、和風なアイテムを置いたりすれば、とても雰囲気がある玄関になるのではないでしょうか。
衣替えの中にも靴、上にも靴とゴチャゴチャしていて雰囲気も何もあったものではありません。
だからこそ、和風衣替えは場所を選ばず、どこにでも似合います。
間接照明を使って、自分の好きなコレクションを衣替えの上に並べる、というのもカッコいいです。
以前、ご近所さんのお宅にお邪魔した時、真っ先に目に入ったのが和風衣替えの上にあった盆栽でした。
私の自宅の衣替えの上には、収納しきれなかった靴と、鍵や懐中電灯などが積み重なっています。
あまり派手な衣替えでは、住む家によっては合う合わないがあると思いますし、個人的には若いうちだけ、という感じがします。

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