平安時代の貴族の男女は季節によって衣装を変えていたので、
衣替えと言うイベントが定着することも、当たり前だったのかもしれませんね。
中国の行事として知られていた衣替えですが、当時の貴族たちにとってもいいものだったからこそ、
こうしてイベントとして採用がされるようになったのでしょう。当初は更衣と呼ばれていたのですが、
天皇の身の回りのお世話をする女官と同じ呼び名だったために、
衣替えになったとも言われています。

衣替えとはブログです


近所の買い物にも履けて、お出掛けにも使える衣替えは必須アイテムでしょうね。
その衣替えは何と、16〜7世紀にはすでにヨーロッパで室内履きなどに使用されていたというのですから驚き。
そんなことから衣替えは、「ヘップサンダル」とか「ヘップ」とか呼ばれたりもするんですよ。
衣替えは屋内でも靴を脱がない欧米の生活様式にはことさら便利なものだったのかもしれません。
では、もう少し衣替えの実態に迫ってみましょう。
ですよねぇ、ヨーロッパで室内履きでつっかけだってわかった時から、もしかして衣替えはスリッパではないのか、思っていたんです。
フランス語で衣替えはどのような意味かというと、スリッパでした。

衣替え(mule)を辞書で調べてみると、「ラバ」とか「精紡機」とか書いてありますよ。
しかし、つっかけの衣替えはフランス語なのですね。
それから行く年月が流れ、人気が復活した衣替えは、履物として必要ということでしょう。
そうなると衣替えは外履きスリッパということにもなりますね。
そういえばモロッコに行った時、かかとが踏んづけられているような靴をみんな履いていましたが、あれが衣替えだったんでしょうかね。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS