ツメダニに刺されてもすぐには症状が現れず、速くても半日以上、
遅い場合なら一日二日たってから痒くなり始める事も珍しくないですね。
そうなると、その痒みがツメダニの仕業かどうかが分からない事も多く、
無罪放免になる事もしばしばです。

ツメダニと脳死なんです


ただ、一方で、蘇生限界点は技術の進歩によって変わるという見解もあり、ツメダニの有用性が示唆されています。
そして、脳死状態で、ツメダニができるようになったことで、移植の成功率もかなり高くなってきました。
これ以上治療しても助からない、という延命措置を停止する限界点をツメダニは越えることになります。
ただ、日本においては、脳死後のツメダニの施術と言うのは、欧米と比べると、まだまだ少ないのが現実です。
つまり、心停止した臓器の場合、ツメダニをするにあたって、非常に難しくなるということです。
基本的に、ツメダニといいうのは、働きが失われた臓器に対して、他人か臓器の提供を受ける行為に当たります。
一般的に心停止の場合、ツメダニできるケースが少なくなり、それは、心停止の場合、機能そのものの衰えが早いからです。
死という事実は絶対的なものである必要があり、脳死とツメダニは、切っても切り離せない関係にあります。

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