ツメダニに刺されてもすぐには症状が現れず、速くても半日以上、
遅い場合なら一日二日たってから痒くなり始める事も珍しくないですね。
そうなると、その痒みがツメダニの仕業かどうかが分からない事も多く、
無罪放免になる事もしばしばです。

子供がツメダニに罹ったときです


基本的にそうした症状が続くので、ツメダニにかかると、中々、落ち着くまでは病院に行けないという事態が生じます。

ツメダニに子供がかかっても焦らず、まず落ち着いて様子を見守りながら、症状が安定してきた時点で、病院に見てもらうことです。
ただ、ツメダニにかかった子供で、嘔吐が激しい時は、子供に水分を無理に取らせてはいけません。
今のところツメダニには、特効薬がないので、子供が感染しないよう予防が大事です。
特に子供の場合、ツメダニに感染した時は、脱水症状には十分気をつけなければなりません。
残念ながら現段階では、ツメダニに効く効果的な薬はないので、子供が感染した時は、じっくりと静養させることが大事です。
子供を静養させている時は、ツメダニは非常に感染力が強いので、看病する側はしっかりマスクや手袋をすることです。
また、ツメダニは、症状が収まっても要注意で、1週間くらいは細菌が残っている可能性があるので、十分に注意しなければなりません。
カキなどの貝類は特にツメダニに感染しやすいので、生はできるだけ避け、中まで火を通すことです。
どんな病気の予防でも同じですが、ツメダニも例外ではなく、手洗いが予防の基本になります。

ツメダニに子供が感染しないようにするには、手洗いが一番で、その際、腕から指先まで30秒以上、しっかり洗わせることです。
普段から手洗いをすることがツメダニの最大の予防で、特に料理を作る人は注意が必要です。
子供を看病した時にツメダニの細菌が手に付いたまま料理をすると、また家族の誰かに感染することになります。
料理でツメダニが感染しては元も子もないので、料理をする時は、手袋やマスクを着用することです。

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