ツメダニに刺されてもすぐには症状が現れず、速くても半日以上、
遅い場合なら一日二日たってから痒くなり始める事も珍しくないですね。
そうなると、その痒みがツメダニの仕業かどうかが分からない事も多く、
無罪放免になる事もしばしばです。

ツメダニの大きさのランキングです


布団や畳などに接した側が、ツメダニに被害を受けやすいといわれていて、大体、被害時期と発生の時期は一致しています。

ツメダニに刺された瞬間は、痒みも腫れもないのですが、2日くらいすると、皮疹ができます。
そして、ツメダニは、針状の鋏角をもっていて、これで昆虫やダニなどの皮膚内に刺しこんで、体液を吸います。
中でも、ツメダニの被害は、8〜10月が多く、築後2〜3年目の集合住宅に多い傾向があります。
また、ツメダニに刺されやすい部位としては、大腿部、上腕部の内側、腹腰部などがほとんどのようです。

ツメダニの大きさは、小さい方なので、移動能力も比較的低いという特質があります。ツメダニの大きさですが、大体、0.2〜1.0mmくらいと言われていて、形態的には、触肢が大きく、末端の爪が巨大なものが多いというのが特徴です。
ひとつは除湿で、部屋自体の冷却が良く、もう一つは刺される場所の掃除機による掃除とシーツ類の洗濯が、ツメダニ対策に有効とされています。
1980年代初め頃から、ツメダニが原因とされる皮膚炎が全国的に増加し、被害が多く報告されました。
ツメダニは、周辺の個体数さえ減らすことができれば、刺されにくくなります。
生殖能力はかなり高いのがツメダニですが、生物としての頑丈さはあまりないので、強い掃除機で駆除すれば、ほとんどは死滅します。
そして、ツメダニ対策としては、増やさない環境と、長時間接触する可能性のある場所を減らすことが何より大事です。
ほとんどのツメダニの大きさは0.5mmくらいで、シャープペンでつけたドット位の大きさと思って良いでしょう。
しっかりと掃除機をかけ、部屋を多湿にしないようにすれば、ツメダニは、殺虫剤を使用しなくても、改善できるでしょう。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS