おせちの祝い肴三種、地方によって微妙に異なるんですね。
例えば、関東では数の子・田作り・黒豆を
上げる人が多いかと思いますが、関西では黒豆よりたたきごぼうが重要だったりなんかもします。
ですが、関西にはやはり本場丹波の黒豆がある以上、
やっぱり煮豆もおせちには欠かせません。
なので実際には、
数の子・田作り・たたきごぼう・黒豆の祝い肴四種が必要不可欠だったりなんかする訳なんです。

おせちをお祝いする時のマナーとは


男の子のおせちの場合、五月飾りに関しては、お雛様と違い、早く飾って早くしまうというマナーはありません。
五月飾りを飾る時期は、地方によってマチマチなので、おせちで祝う時は、その地方のマナーに合わせることです。
とにかく、思い出に残るおせちのお祝いが大事で、そのためには、特に豪華な段飾りなどは必要ありません。
男の子なら、各家の愛情がこもった鎧兜や五月人形を用意し、おせちのお祝いをしてあげればいいのです。
最近は、子供達の心の問題が懸念されているので、子供達の心を満たしてあげられるおせちをしてあげることがマナーと言えます。
そして、鎧兜や五月人形を囲みながら赤ちゃんの健やかな成長と災厄除けを願い、おせちを祝います。
武将のようにたくましい男の子に育って欲しいという願いをかけ、おせちでは、陣羽織に赤が取り入れられています。
陣羽織は、おせちの飾りを扱っている人形店や和服専門店で気軽に購入できるので、興味のある人は購入するといいでしょう。
おせちのお祝いの仕方はいくらでもあるので、マナーにとらわれず、それぞれがアイデアを工夫すればいいでしょう。
10〜20日前には飾っておせちの用意をしていくのが基本的なマナーで、仏滅や赤口にお祝品が届いても気にしません。
日柄の良い大安や友引を選んで封を切ればいいわけで、特に端午のおせちでは、厳しいマナーはありません。
しかし、おせちで飾り付けた鎧兜などの人形は、少なくとも、節句が終わったら、早めにしまうのがマナーです。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS