異なるおせち料理の祝い肴三種

できれば、相手の家庭の事情を考慮して、おせちのお祝いの品は、できるだけ、場所をとらない物が良いでしょう。
また、おせちのお祝いは、人生に一度ということもあり、できれば大安の日に届けるように配慮することです。
人形など、おせちのお祝いにちなんだ物意外の贈り物をする時は、当日に持参して手渡しても問題ありません。
そして、この場合のおせちのお祝いの膳は、ちらし寿司と蛤のお吸い物を用意するのが、昔からの風習になります。

おせちのお祝いは、その仕方に特に決まりはありませんが、基本は両家の祖父母を招き入れ、お祝いの膳を囲むというのが通例です。
男の子におせちのお祝いを贈る場合は、熨斗紙やご祝儀袋は、紅白ちょう結びのものを使用することを忘れてはいけません。
そして、親族以外でのおせちのお祝いの場合は、桃の節句なら桃の花を、端午の節句なら菖蒲の花がベストです。
一方、男の子の端午の節句のおせちのお祝いの場合は、武者人形や鎧兜を飾るというのが、どの地域でも普通のようです。
そして、男の子のおせちのお祝いの際には、ちまきと柏餅を供えるのが普通で、外には鯉のぼりを立ててお祝いをします。
ただ、特におせちのお祝いの膳については決まりはなく、子供の好きなものや、喜ぶものを用意すれば問題ありません。
ただ、おせちのお祝いをまだ贈ってない人の場合、現金もしくは人形などの飾り物を持参するといいでしょう。
桃の節句でのおせちのお祝いは、雛人形や桃の花を飾り、白酒やひなあられ、そして菱餅を供えるというのが普通です。