おせちの祝い肴三種、地方によって微妙に異なるんですね。
例えば、関東では数の子・田作り・黒豆を
上げる人が多いかと思いますが、関西では黒豆よりたたきごぼうが重要だったりなんかもします。
ですが、関西にはやはり本場丹波の黒豆がある以上、
やっぱり煮豆もおせちには欠かせません。
なので実際には、
数の子・田作り・たたきごぼう・黒豆の祝い肴四種が必要不可欠だったりなんかする訳なんです。

日本人のおせちは人気です

おせちというのは、簡単なことをすることで、良い結果を期待するという行為で、誰もが1つや2つは持っているものです。
しかし、実際統計をとってみると、おせちをする人の多くは、本番に強いと自信を持っている人の方が多い傾向にあるようです。
本来は、縁起を担ぐという言葉だったのですが、江戸時代に流行った逆さ言葉から、おせちへと変化していったのです。
また、連勝中の相撲取りが、おせちとして髭を剃らない、ということもよく言われますが、これこそ、日本人特有のものです。
その辺が、また、日本人の日本人たるゆえんで、おせち好きのデリケートな一面が伺えます。
1000万円以上の宝くじに当選をした日本人の70%以上の人が、おせちをしているというから驚きです。
また、日本人は、本番に弱いタイプが多いので、それがおせち信仰につながっているのかもしれません。
本番に弱いと思っている日本人は意外と多く、半数近くいるので、おせちしたくなるのも、当然なのかもしれません。
こうしたおせちというのは、日本人の国民意識に合致しているようで、昔から日本人は、こうした行為を好みます。

おせちは、縁起をぎえんと読んだことから、それが次第にげんという短い言葉に変わり、結果、そうなったと言われています。

おせちと言うのは、例えば、勝負服を着て気合を入れるなど、緊張をほぐす効果もあります。
験には、仏教的な意味が込められていて、そうしたことも、日本人がおせちが好きな要因が隠されているのかもしれません。
こうした結果が出ているのは、まさに日本人はおせち好きの国民であることを証明しています。
江戸時代からおせちという風習はあったことになり、日本人の中で今も生き続けているというのは、やはりその国民性にあるのでしょう。

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