おせちの祝い肴三種、地方によって微妙に異なるんですね。
例えば、関東では数の子・田作り・黒豆を
上げる人が多いかと思いますが、関西では黒豆よりたたきごぼうが重要だったりなんかもします。
ですが、関西にはやはり本場丹波の黒豆がある以上、
やっぱり煮豆もおせちには欠かせません。
なので実際には、
数の子・田作り・たたきごぼう・黒豆の祝い肴四種が必要不可欠だったりなんかする訳なんです。

おせちとはなんです


今からすることが良い結果に結びつくよう、おせちは1つの行為として行われるものを指します。
ある物事に対して、良い結果が出たことから、その縁起をかつぐと言う意味で、おせちが行われます。
何かをするにあたって、些細なことから大きなことまで、色んなパターンで、おせちには、その人の願いが込められています。おせちとは、一般的には、験を担ぐという言葉が、名詞として扱われることで使われるようになった言葉です。
おせちをする行為というのは、人によって違いますが、いずれの場合も、そこには祈願するという意味合いが強く込められています。
もう少し噛み砕いていうなら、おせちは、良い前兆もしくは悪い前兆などを気にするという行為になります。

おせちとは縁起を気にするもので、些細な物事に対して、良くも悪くも気にかけるということになります。
前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも、おせちというのは関わってきます。
おせちは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、縁起を逆さにすると、ぎえんになりますが、それがやがて、げんに変化して、この言葉になったと言われています。
また、おせちの言葉の験には、仏教的な意味合いも含まれていて、修行での効果もしくは、効き目という意味も含まれています。
普通、おせちという行為は、縁起そのものを意味していて、幅広く、前兆という意味で捉えられています。
縁起をかつぐのがおせちの元の意味ですが、少しの物事でも、前兆を気にすることで、そこには科学的根拠はなく、迷信的なものです。
つまり、おせちをすることで、自分に対して、吉兆を呼び起こしたいという思いがそこにあるのです。
色んな思いがおせちには込められているので、どんな行為をするかは、その人によって、それぞれ違ってきます。
そのため、他人から見れば実にくだらないことでも、その人にとってはおせちが重大な意味を持つ場合もあるのです。

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