末端冷え性は、手足などの心臓から遠い部位だけを冷たく感じるのですが、
他の部分は冷えを感じないので、中々気付きにくい症状でもあるんです。
末端冷え性は手足の末端部分にうまく血液が流れていません。要するに外気温と体温を、
上手く調節できない状態になっているのです。
身体は温かいのに手や足だけが冷たいと言う人は、
末端冷え性の可能性が高いので、すぐに対策を図っていきましょう。

末端冷え性と自律神経とは

末端冷え性といのうは、現代人は日々、経験することが多く、その症状の原因は、自律神経から来ることが多いと言われています。
末端冷え性をよく経験する人のほとんどは、自律神経失調症と言われているくらいで、それだけ自律神経と深く関わっています。
ストレスが起こると交感神経が働きすぎ、副交感神経が働かなくなり、末端冷え性の現象が起こります。
ストレスを過剰に感じすぎると自律神経のバランスが上手くいかなくなり、結果的に末端冷え性を引き起こすことになります。
立ちくらみは、末端冷え性と同じような症状が起こり、立ち上がる瞬間にクラッとしたり、長時間立っていると、気分がすぐれなくなります。
副交感神経から成る自律神経バランスが崩れると、自律神経失調症になり、末端冷え性が引き起こされます。
動揺性末端冷え性になると、身体がふらふらとして、揺れているような感覚になり、気分が悪くなります。

末端冷え性には様々な種類があって実に多彩ですが、いずれも、その原因の大半を占めているのが、自律神経の異常によるものです。
また、その他の病気にかかったときにも、末端冷え性の症状がでることはよくあり、代表的なのがメニエール病や中耳炎、小脳梗塞などです。

末端冷え性にならないようにするには睡眠が大事で、副交感神経は、睡眠時に活発に積極的に働くからです。
そのため、末端冷え性と自律神経には大きな関係があり、自律神経に異常をきたす原因はストレスと言われています。
いずれにせよ、末端冷え性の症状が出た時は、自分だけで判断せず、すぐに病院に相談することです。

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