各国は自国の人口をゼロにしようとは思わないので、ユーロへの資本移動に関して、
経済の調整メカニズムが機能しなくなることが心配されます。
その上、
ユーロ圏内の唯一の発券銀行の欧州中央銀行がドイツの影響を強く受けていることで、
民主的な裁量の余地が加盟国にないことが懸念されます。

ユーロで変わる関税は人気なんです


世界的に、ユーロに交渉参加した時点で棄権する事が出来なくなると言われています。
また農作物もユーロで今まで以上に海外から輸入されるようになると、今でも高いとは言えない食料自給率が更に低下していくでしょう。
世界規模で見れば食料不足が懸念されている時勢に、率先して食料自給率を下げてしまうユーロに対して懸念を抱くのは当然かもしれませんね。
読んで字の如しの話で、貿易の際にかかる関税をユーロ参加国間では撤廃しようという話です。
もちろん安くなる分は関税なので、原料費や人件費が下げられる事はありません。
逆に、海外から入ってくる製品に関してもユーロによって関税がなくなります。
よって、消費者は今まで以上に安価な買い物を楽しむ事が出来るようになるでしょう。

ユーロの効果で関税がなくなれば、今までとは比べ物にならない速度で製品や食品が国境を飛び交います。
これによって得られるメリットはかなり大きく、現にユーロ交渉参加を推進する方は関税撤廃に魅力を感じているでしょう。

カテゴリ: その他