各国は自国の人口をゼロにしようとは思わないので、ユーロへの資本移動に関して、
経済の調整メカニズムが機能しなくなることが心配されます。
その上、
ユーロ圏内の唯一の発券銀行の欧州中央銀行がドイツの影響を強く受けていることで、
民主的な裁量の余地が加盟国にないことが懸念されます。

ユーロ参加と農業の体験談です


また、せっかく自分の中でユーロに対する意見が纏まったら見守るだけでなく理想が現実のものとなるよう行動してみては如何でしょう。
何にしても、周りに流されるだけでなく自分としての意見を持ちたいですね。
特に農業は、現状でさえ高いとは言えない食料自給率がユーロによって更に低下すると考えられています。

ユーロの反対派というと、やはり農業従事者というイメージが強いのではないでしょうか。
良い方に動く業種はともかくとして、悪い方に動く業種からすればユーロは是が非でも反対しておきたいものです。
そもそもユーロは現時点でも特徴が分かりやすく、農業従事者の受ける被害が甚大であろう事も容易に想像できます。
今までは多少の価格競争があっても品質の良さが選択できたのに対し、ユーロはその選択肢さえ奪いかねないのです。
農業は家単位で行われるものかもしれませんが、ユーロがそこに影響を与えるなら全ての農家にとって避けられない問題となります。

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