ユーロ圏のランキングです
これまで、世界各国の政府が保有する外貨準備に関しては、ドルがほとんどだったのですが、最近では、ユーロの比率が高まっている傾向にあります。
そして、徐々にユーロは、その存在感を高めつつある状況にあります。
ユーロ圏はかなり広く、各国のファンダメンタルズはまちまちなので、見極めが必要です。
ちなみに、ユーロ圏の政策金利については、欧州中央銀行が決定するという取り決めになっています。
相場については、ユーロは、他の通貨と同じように、ファンダメンタルズの情勢に強い影響を受ける性質があります。
そうしてできた、統一経済圏のことをユーロ圏と呼んでいるわけです。
そうした中、ユーロ圏経済の指標となっているのがドイツで、ドイツの景気やインフレの動向は、相場を見るうえでは不可欠と言われています。
中でも、経済研究所が発表する指標や、欧州経済研究センターが発表する指標は、ユーロ圏の動向をみる上で、重要です。
為替市場はドルを中心に回っていて、ドルに何か悪い要因があるとき、真っ先に買われるのはユーロなのです。
欧州のユーロと英国のポンドは、どちらもヨーロッパの通貨なので、共に欧州通貨と呼ばれています。
単一の国が使用している通貨がユーロではなく、欧州連合、つまりEUが採用している通貨のことなのです。
また、外国為替相場においては、ユーロ圏は、経済の基礎的要因というより、米国の動向に左右されやすい特徴があります。
そして、欧州委員会が発表するユーロ圏全体の経済指標についても、かなり重要と言っていいでしょう。
その圏で使われている通貨こそが、ユーロであり、こうした統一は、大きな意味があります。
今では、ユーロ圏は、5億人以上の人口を擁する一大経済圏となっていて、その果たす役割は大きいと言えます。
EUに参加している国は、ドイツやフランスをはじめ、スペイン、イタリア、オランダなどヨーロッパの多くの国で、そうした国がユーロを使用しています。
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