結納の準備から当日の流れまで、事細かに説明している
ブログやサイトの閲覧も着実に増えているようです。
きちんと結納を交わす訳ですから、誰に聞いてもらっても恥ずかしくない立派な結納です。
そこが、レストランや料亭で行なう簡易的な顔合わせ食事会との最大の違いなんです。
なんと言っても、
本人たちも両家の両親も楽なので、人気を集めるのは納得です。

結納とはとは

結納というのは、いわゆる婚姻の事実関係のことを意味していて、その言葉の中には、色々な意味合いが含まれています。
法律婚での結納というのは、自由結合という解釈がなされていて、社会慣習上、婚姻とみられる関係を指しています。
そして、結納である人が離婚する場合は、慰藉料請求権や財産分与請求権などが認められています。
非常に複雑で、一言では説明しづらいのが結納であり、自発的内縁というややこしい言葉で表現されることもあります。
法律的保護の見地での結納は、ライフスタイル論と婚姻保護論の対立があり、その論議は今でも盛んに行われています。
つまり、形式婚とは反対に位置しているのが結納であり、広い意味では、内縁関係も含む場合があります。
つまり、その辺は普通の夫婦と全く同じなわけで、結納であっても、年金や健康保険などの制度は変わりません。
法律上での相続には結納は、法律婚とは異なるところがありますが、その他の権利や義務はほぼ同じなのです。
社会慣習上での事実関係があれば、法律上、婚姻として認める場合を普通、結納と呼んでいます。
ただ、婚姻成立には社会的承認としての公示が要求されるのが普通ですが、結納はそれに反する位置にあります。
結納には、そうした複雑な中身があるので、法的保護のあり方というのは、非常に難しい側面があるのです。
つまり、結納でも、普通の婚姻関係と同様、同居、協力、扶助義務というものがあり、生活費の分担義務もあるのです。

結納の概念そのものが、色んな意味合いを持っていることから、法的概念としての解釈も実に難解です。
要するに、結納と言っても、婚姻届を出したか出していないかの差であり、夫婦の権利というのは変わるところがないのです。
そして、婚姻成立での分類における結納は、式婚での婚姻について、一定の儀式を要する形式婚に相対するものとして使用されています。
一般的に結納は、婚姻の成立方式としては、無式婚と言う風にも呼ばれています。

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