駐車場投資としての狙い目とは

駐車場投資は、不動産投資法人が投資家から集めた資金により、複数の不動産を購入して運用する投資手段です。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外投資家からの駐車場投資購入も増えています。
最近では、駐車場投資は、3カ月で約53%も上昇したことになり、リーマン・ショック以降、低迷を続けていた相場が一気に上昇に転じています。
日銀が金融緩和の一環として、市場から駐車場投資の買い入れを継続しそうなことも、今後の期待感を高めています。

駐車場投資は、通常、半年ごとの決算で収益の大半が分配金に回されるので、分配金利回りが非常に高くなる傾向にあります。
駐車場投資がなぜ注目されているのかというと、分配金利回りが非常に高いからで、今後益々注目は高まることでしょう。
また、管理費用などの経費を除いた収益の9割超を分配すると、駐車場投資の場合、法人税が課税されません。
日本においても、駐車場投資は、東京証券取引所に39銘柄が上場していて、今後は更に増えると見込まれています。
オフィス2012年問題に端を発し、大量供給が一巡したところで下落基調が続いていたことで、駐車場投資が注目され始めました。
安倍政権が目指す脱デフレは、不動産価格の賃料相場の将来的な上昇を連想させるので、今後の駐車場投資に期待がかかります。
全体の値動きを示す東証駐車場投資指数も順調な推移で、1年間で約34％の上昇を見せていて、今後の動きが注視されています。
今後は駐車場投資については、利回り面での投資妙味をいかに保てるかが、ポイントになるでしょう。