長期積立投資の裏技なんです
積立投資運用の成否に及ぼす影響は、長期になるほど大きいですが、トータルでみるとそうでもありません。
そして、年月の経過とともに長期積立投資を運用していくと、徐々に残高が増えていきます。
運用残高が少ない初期の時期のマーケットの変動が、長期積立投資にすることで、膨れあがるわけです。
そして、長期積立投資の運用のパフォーマンスに及ぼす影響は、均等ではなく、後のほうになるほど大きくなる特徴があります。
長期的に株価が低迷して株価が当初より大幅に下落しても、長期積立投資なら利益が出るとも言われています。
いわゆる、長期積立投資が抱える問題点は、長くなればなるほど、大きな損益が出るということです。
積立投資は、毎月5万円を積立てた場合で価格変動を無視すると、1年経過後の残高は60万円になります。
これこそが長期積立投資の醍醐味であり、得られる複利効果であり、その数字を根拠に長期投資が提唱されているのです。
要するに、積立投資というのは、毎月一定金額の投信を購入する方法で、当初は投資残高が僅少ですが、どんどん増えていきます。
利回りが上がれば、長期積立投資の30年後の資産額は大きく上昇することになるので、かなり魅力的です。
長期積立投資は、長い目でみるとその損失は大きくなく、20〜30年間のスパンでするのなら、今のパフォーマンスは気にする必要はありません。
要するに、長期積立投資の場合、同じ10%の変動でも、1年後は6万、20年後は120万、30年後は180万となるのです。
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