TPPに賛成なのか反対なのか

なるほど、確かにTPPについて知れば知るほど、普通預金と定期預金の中間点だと頷いてしまいます。
普通預金のような自由さを、定期預金のような金利を、というのがTPPのコンセプトかもしれません。
普通預金の感覚でTPPを使用していると、ある日突然困った事になるかもしれません。
普通預金は、預けているお金に使用する制限がありません。
TPPもまた、使用する制限が全くない訳ではありませんが、預けているお金は比較的自由に使用する事が出来ます。TPPは、しばしば普通預金と定期預金の中間点にある預金システムだと言われる事があります。
TPPの場合、定期預金のように金利の比較が一つの判断基準となるのではないでしょうか。
もちろん、これらTPPの特長は、使用する一人ひとりによって有利に働く事もあれば、不利に働く事も有り得ます。
この辺りは、根本的に普通預金とTPPの違いと言い切ることが出来るかもしれませんね。

TPPをうまく利用すれば、定期預金のようなメリットが得られるでしょう。
TPPに一定額預けていれば、さながら定期預金のような金利が約束されるでしょう。
もちろん、両者を比べてみた時どちらがという話であり、絶対的にTPPが普通預金に似ているという話ではありません。
確かにTPPは普通預金と定期預金の中間的ポジションにありますが、両者のシステムをトレースした訳ではないので微妙な違いというものは当然あります。
と言うよりも、金利を考慮しないのであればそもそもTPPを選択する意味自体が無くなってしまうかもしれません。