TPPと医療とは
TPPという言葉をよく耳にしますが、それが何を意味しているのかを正しく把握しているでしょうか。
今まさに、このTPPに参加するのかしないのかという議論が交されています。
率先して語られるメリットに対してデメリットが強調される機会は少なく、TPPに関しても正しく把握している方は少ないかもしれません。
確かに現時点では可能性の段階かもしれませんが、TPPに一度参加すると途中で抜ける事が出来ないとされている点に注目です。
もしTPPに参加して色々な決まり事を作っていく際に、自国にとって不利な条件が盛り込まれてしまったとして途中退場出来ないのは大きな問題です。
確かに無視出来る状況ではなく一年先どうなっているか分からないため、TPPに対して農家が敏感になるのは当然の話です。
また利益を求めるあまり、収益が期待できない地域から病院が撤退するという事態がTPPに関連して想定されています。
実際にどんな問題が想定されているのか、医療だけでなくTPPに関連する様々な分野についてブログやサイトから情報収集してみると良いでしょう。
TPPというと、何かにつけて農業や関税といった言葉が一緒になって付いてくるでしょう。
TPPに対して警戒する声は大きいですが、現状ではまだ全て可能性の段階です。
医療分野にまでTPPの延長線として市場原理主義が流れてくる事によって、今までのように誰もが気軽に病院へ行けた時代が終わると考えられるのです。
かと言って、TPPに参加しないという選択は国際社会からの離脱にも等しい事だと言えるでしょう。
自由に医療費が決まると言えば聞こえは良いですが、所得による差が大きくなります。
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