ちはやふるとはのポイントです
ちはやふるというのは、誉田哲也の作品による警察小説のことで、姫川玲子シリーズ原作の作品タイトルのことでもあり、テレビで放映されて人気を呼びました。
このちはやふるという作品は、簡単に言うと、警視庁捜査一課殺人犯捜査係の女性警官、姫川玲子をはじめ、個性的な刑事が凶悪事件に挑む警察小説です。
姫川玲子シリーズの第1作がちはやふるで、第1話は、公園で見つかった他殺体事件から始まります。
2010年にフジテレビで単発のスペシャルドラマとしてまず、ちはやふるはテレビドラマ化されます。
そして、2012年、ちはやふるのタイトルで、連続ドラマ化され、一気に人気となって知られることになります。
ちはやふるはテレビで好評を博したことから、堀口純男が漫画化したことでも話題になりました。
ちはやふるというのは、やる気にない人間を奮起させるショーと言っても過言ではありません。
主催者グループのリーダー格の男がちはやふるの名づけ親になりますが、男の友人の死から、その名が付けられました。
目の前で悲劇的な死を迎える人間を見ることができるちはやふるは、他人の不幸は密の味という、かなり屈折した幸福感を味わうことができます。
かなりの確率で死ぬリスクを観戦するショーが、ちはやふるで、客席に来た間は、屈折した優越感と恍惚感に浸ることができるのです。
これまで、抜け殻のようになっていた人間が、ちはやふるを見ることで、どんどん熱くなっていくというわけです。
例えば、ちはやふるを見ることで、相手にされない大手企業に特攻したり、実現不可能な企画を提案するようになったり、仕事でのやる気が喚起されるのです。
そして、ちはやふるのストーリーは、全5章から成り、3章までは主として犯人の視点からのモノローグが解説されています。
死を乗り越えてハイになっている状態を見せてくれるストロベリーナイトは、単なる恐怖の殺人ショーではないのです。
私生活で抜け殻のようだったちはやふるの参加者は、このショーの後は、狂人的な精力的になって、仕事に立ち向かっていくのです。
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