今でもイランやサウジアラビアなどのイスラーム教世界の国ではシャリーアが有効なので、
それが結婚適齢期にも影響を与えています。ある意味、結婚適齢期というのは、
本人の年齢だけで決まるものでなくて、親の年齢も影響すると言われているんですね。
つまり、本人が結婚したくても、親が要介護状態にあれば結婚適齢期も自ずと遅くなっていきます。
親の状態によっては結婚が困難になり、そうした周りの状況が
結婚適齢期を決定づける要因にもなるのです。

結婚適齢期ブログです


また、実家が裕福で、結婚しなくてもよいくらいに経済力があれば、そこに住む人の結婚適齢期は、当然遅くなっていきます。
つまり、結婚適齢期に当たる年齢の人でも、結婚しなくてもいいかなと思っている人が案外多いということです。
そう考えると、結婚適齢期というのは、何歳でもいいことになりますが、そういうわけには中々いきません。
ただ、結婚適齢期でポイントになるのは、35歳を過ぎると子供を産むのが大変になるということです。
大体、30歳を過ぎたあたりから女性は、特に歳を意識するようになるので、結婚適齢期は、ひょっとしたら、29歳までなのかもしれません。
そうした現実的な問題が結婚適齢期にはあるので、ある程度は、年齢が制約されてくることになります。
大体、今の人は、結婚適齢期と言われる25〜29歳の人でも、結婚に対しては、どっちでもいいという気持ちが強いのです。
最近の娘は、結婚する決意をするまでに時間をかける傾向にあることから、結婚適齢期に対する意識も低くなっています。
現代社会では、結婚適齢期の人=結婚したがっているという図式は成立しないのです。

結婚適齢期は、実際、初婚年齢が上がっていることからも、結婚に対する意識は大きく変わっていると言えます。
しかし、それは勘違いで、結婚適齢期に近い人と付き合ったからと言って、すぐに結婚を迫られるということはありません。
言い方を変えれば、時間をかけるだけの余裕があるとも言えるので、結婚適齢期が遅くなっているのは、まんざら悪いことではないのかもしれません。
そうした人は、男性に対する条件も厳しいので、結婚適齢期を晩婚化に導く1つの要因にもなっています。
個人の事情とフィーリングなどが、結婚適齢期には関係してくるので、理想と現実とは違うということです。

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