就業不能保険のハードルの高さ

ですから住宅を買おうと考えている場合に車のローンが終了していなかったりすると、就業不能保険が通らない場合もあるようなのです。
そのために住宅を中心に就業不能保険を行ってもらうのであるならば、他の大きな買い物のローンを抱えていないほうが有利なのだそうです。
このようなことから今、就業不能保険を受けているという方は10年前の基準に比べて厳しくなっている可能性も高いのです。
こうしたことで非常に不公平さを感じてしまう方も少なくはないようなのですが、やはりそれだけシビアでなければならないのが就業不能保険です。
それだけ現在は就業不能保険の基準を厳しくせざるを得ないほど、不況が深刻になっているとも言われているのです。
長年の付き合いであったり、よく利用していて、支払が滞ったことがない場合、就業不能保険も少々ゆるくなるとも言われています。
そこで利用するメインバンクなどを頻繁に変えていくより、長い付き合いを考えるほうがが就業不能保険の基準が甘くなるとも言われていました。
自己破産が云々、ではなく、それこそ支払が滞ってしまったら経営が危うくなることも想定しているから、就業不能保険の基準が厳しくなるのです。
しかし現在はそんな理由で就業不能保険の基準が厳しくなったわけではないということは、担当の方が一番よく知っているはずです。
ですがこの不景気の時代ですから、おそらくは所持している不動産などを考慮してシビアに就業不能保険を行っているのが一般的です。

就業不能保険では様々な角度から多面的に、相手の収入や支払い状況がうまくできるのかということ基準に調べ上げていくのだそうです。
中には逆にこうした不況の時代であるからこそ、売るために基準を下げているというところも出てきているらしいのが就業不能保険です。