就業不能保険のハードルの高さ

就業不能保険は、海外旅行する際、とても重要で、特に世界各地ではテロが相次いで起こっています。
特にテロは突発的に発生するので予測がつかないことから、就業不能保険に入っておくことがとても大切です。
戦争など、外国の武力行使や革命、政権奪取による内乱、武装反乱となどの暴動は、就業不能保険は対応しません。
テロが発生した時に、就業不能保険が適用されなければ、後で後悔することになるので、十分注意が必要です。

就業不能保険には、テロ等対応費用補償特約があり、テロに対して対応してくれる措置は一応あります。
交通機関へのテロ行為など、所定の事由で帰国が遅延した場合などに、就業不能保険は対応してくれます。
しかし、テロや暴動などの危険に対して、就業不能保険がしっかり補償されるのかは、よく考える必要があります。
加入する前に、テロに対して、就業不能保険の契約が可能かどうか、免責条項にあたるのかはチェックしなければなりません。
また、テロで負担を余儀なくされた交通費やホテル代などにも、就業不能保険は、対処してくれます。
単純に就業不能保険の引き受けがされても、保険事故の発生事由がテロで、保険金支払い対象外になれば意味がありません。
つまり、これらの危険に関しては、就業不能保険の場合、ほとんどが免責となっています。
もちろん、各損保会社や商品によって異なりますが、一般的には就業不能保険では、こうした事項に対処しません。