派遣医師としてどうなのか？転職サイトの常識。

医師派遣で海外に長期滞在するのは、はっきり言って、留学よりはハードルが低いと言えるでしょう。
何故なら、医師派遣は、現地の大学や高校などに正式に在籍するわけではないので、編入試験や入学試験というのを受ける必要がありません。
また、日本での学歴や在学状況も一切問われませんからね、チャンスのある人も多い訳ですよ。
つまり、医師派遣というのは、その名の通り、基本的に長期休暇を利用した長期海外旅行なんですね。
ただし、申請時に満30歳であればいいという国もあれば、いや、30歳になったら放り出すよっという国もあるので要注意です。
国内をさすらいながら医師派遣を進めている人もいるようですね。
という事で、勉強は嫌いだけど、こんな自由奔放な海外旅行がしてみたい。

医師派遣は現地で働くのだから、比較的安価に海外渡航や海外滞在が出来るのではないかと思われている方も多いようですが、それはとんでもない話です。
実際、オーストラリアやニュージーランド、それにカナダなどは、滞在期間中の十分な資金力がなければ、医師派遣ビザは発行してくれません。
一方、イギリスやドイツ、それにフランスと言ったヨーロッパ諸国では、そうした経済的な医師派遣の条件はありませんが、家族に関する条件があります。

医師派遣の一番の資格、それはなんと言っても、日本国籍を持って要る事でしょう。
なので、例え自分は全ての資格を完璧に満たしていると思っても、絶対OKとは限っていないという事も、ある程度は認識しておく必要性があるでしょう。
上記3ヶ国は、子供の同伴は認めないと記していて、この辺りにお国柄を感じるところです。
しかも、留学ビザと違って、現地での本格的な就労や多目的での渡航も認められています。
さらに、医師派遣の対象となるのは、英国を除いては30歳までの若者。
後はやっぱり、健康で犯罪歴がない事が条件となって来る場合も少なくないようです。
加えて、イギリスやカナダ、それに韓国には、医師派遣の年間受入数というのが決まっていて、先着順ならともかく、抽選でビザを発行するという国もあります。
まあね、医師派遣を活用出来るのは、基本的に満18歳から30歳までですから、確かに結婚していても、子供がいても不思議な年齢ではありません。