予防できる辛い花粉症スギ花粉

とにかく、自分に合った漢方を選んでもらうことが花粉症の人は、とても大切です。
便秘傾向の花粉症の人には、漢方として、桂枝加芍薬大黄湯を使用し、下痢傾向の場合は、桂枝加芍薬湯を使用します。
腹痛と腹鳴の強い花粉症の場合は、漢方として、大建中湯を使用して、治療していきます。
西洋医学の薬なしでも、漢方を使用することで、花粉症が改善される場合があります。
一般的に、花粉症でよく使用される漢方の一つに、桂枝加芍薬湯があり、これは腸のぜんどう運動を正常に戻してくれる働きがあります。
便に粘液が混じる花粉症の場合は、胃風湯の漢方が良く、便秘には、一般的に、十薬、麻子仁丸、加味逍遥散などが良いとされています。

花粉症の人で、神経が過敏の人には、漢方として、香蘇散や半夏厚朴湯が効果的と言われています。
花粉症に対しては、西洋医学の薬では対処療法しか行えないのが現実なので、漢方が良いとされています。花粉症の治療においては、漢方は全ての場合で適応となり、非常に有効とされています。
下痢と便秘が頻繁に起こる花粉症の場合は、柴胡桂枝湯、小建中湯などの漢方が有効です。