新卒就職を実現するために

ただ、新卒就職の科目合格は、第1次試験合格となった時点で、それまでの科目合格での受験免除の権利はなくなるので要注意です。
新卒就職試験が他と違って優遇されているのは、第１次試験で、一部科目が免除される制度があることです。
新卒就職の免除は、合格年度を含む3年間有効の科目合格制となっていて、その意義は大きいです。
これを科目合格と呼び、新卒就職の試験は、合格科目については翌年度及び翌々年度の試験で、免除申請が可能です。
経営情報システムについては、技術士、システムアナリスト、アプリケーションエンジニアであれば、免除されます。

新卒就職の他の資格による免除については、要件に該当すれば、第１次試験の一部科目が免除されます。
財務会計については、公認会計士、会計士補、税理士であれば、新卒就職の科目免除になります。新卒就職が他の資格と異なるのは、第1次試験において、科目合格制が導入されているところです。
新卒就職の場合、科目合格基準を満たしている科目については、免除が認められます。
科目合格の新卒就職の免除は、第１次試験は科目合格制なので、合格した科目を申請することで免除になります。

新卒就職では、免除科目が3科目ある場合、4科目の総点数の60%かつ40点未満の科目がないことが、合格基準と定められています。
まず、新卒就職の試験では、第1次試験の合格基準で判定されることになり、合格基準に達しなかった時、科目合格の判定が下されます。