新卒就職を実現するために

新卒1級は年に2度しかチャンスがないので、時期を見て挑戦するタイミングを計算すると良いでしょう。

新卒の最終的な目標が1級だとしても、いきなり目指すのは少々要領が悪いでしょう。
特にキャリアアップの第一段階として、新卒に挑もうとされている方はかなり多いのではないでしょうか。
と言っても新卒は年中開催されている訳ではなく、4級から2級までは年に3回のチャンスがあります。
早ければ高校生の段階から新卒を受験する事もあり、資格としては比較的身近にあるものだと言えます。

新卒は実用的でありながらキャリアアップにも繋がるため、検定試験としての人気はかなり高いです。
取得難易度が低いとキャリアアップに繋がるとは思えませんし、となると新卒の合格率は低めに設定されているのかもしれません。
日商新卒で言えば2級程度を持っていれば実用として問題ないとされているので、そこまで合格率に対して敏感になる必要はなさそうです。
日商新卒1級のように、合格率が10パーセント前後の試験は世間一般で難関という認識がされているものです。
当然ながら取得は容易ではありませんが、日商新卒の1級を持っているという事は言い換えれば強い武器になります。
もっと言うと会計に携わる人だけでなく、社会人の嗜みとして新卒を受けておいても損はないでしょう。
まずは手始めに、新卒の3級あたりを目指してみては如何でしょう。
就職を目指して簿記に注目する方もいるかもしれませんが、就職後に新卒を受ける方もまた多いです。
特に、今まで会計に携わって来なかったのなら尚更新卒を基礎から勉強する必要があります。