進学ローンは長年積立して貯める学資保険とは違って、
イザという時にこれと言った準備がなくても
頼れるシステムなんですよね。
勿論、元郵便局の郵貯銀行や一般の銀行などでも
進学ローンは用意されているようなんです。
融資を受けられる条件や金利は少しずつ違うかも知れません。
最近では外資系を中心に、損保会社の進学ローンというのも普及してきているようなんです。

進学ローンの換算レートの裏技なんです


レートの差額を妥当とするか、あるいは進学ローンを辞めて、トラベラーズチェックにするかは、その人の考え方次第です。
しかし。平均的な進学ローンのレートは決まっていて、それはVISAインターナショナルが定めたレート+3%というものです。
しかし、トラベラーズチェックを換金する際は手数料が高いので、結局、進学ローンより不利になります。

進学ローンは、USドルで1ドル100円の場合、現地のATMで100ドル引き出すと、レート+3%になるので、10300円になります。
その金額がそのまま口座から引かれることになるので、進学ローンのレートは大きいです。
そのため、銀行での普通の両替レートやクレジットカードでのレートと比べると進学ローンは悪いです。
レート+3%の場合で、$500引き出すと、円換算で51500円が口座から引かれることになり、進学ローンのレート差がよくわかります。
いずれにせよ、一度にまとめて引き出したい人にとっては、進学ローンはおすすめできません。
すなわち、進学ローンの利便性を考慮すると、$100で300円の差を、小額ならそのレートでも悪くないと判断できます。

進学ローンは、レートを考慮すると、トラベラーズチェックが一番有利になります。
金額が大きくなればなるほど、進学ローンのレートの影響が出てきて、差額が大きくなります。
しかし、$1000引き出すと3000円程度の差が出るので、進学ローンのレートは考えものです。
もっとも、$1000を現金で持ち歩くリスクを考えれば、進学ローンのレートは仕方ないかもしれません。
換金する手間と時間を妥当とするか、高いと考えるか、進学ローンの選択は、その人の価値観によります。

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