進学ローンは長年積立して貯める学資保険とは違って、
イザという時にこれと言った準備がなくても
頼れるシステムなんですよね。
勿論、元郵便局の郵貯銀行や一般の銀行などでも
進学ローンは用意されているようなんです。
融資を受けられる条件や金利は少しずつ違うかも知れません。
最近では外資系を中心に、損保会社の進学ローンというのも普及してきているようなんです。

進学ローンの元本保証のポイントとは

進学ローンに加入している人は、元本保証のあるタイプを利用している人の割合が圧倒的です。
ただ、元本保証タイプの進学ローンは、必ずしも良いことばかりではないので、その辺は十分に勘案する必要があります。
それだけを考えると、元本保証タイプの進学ローンはとてもおいしい保険商品に見えますが、そこには落とし穴があります。
細かい仕組みを考察していくと、元本保証タイプの進学ローンは、あまりおすすめできない商品であることがわかります。

進学ローンで、元本保証タイプのものは、契約初期費用が、一時払い保険料から差し引かれることになっています。
元本保証タイプの進学ローンは、年金原資の一時払い保険料について、目減りした時でも、会社が最低保障をしてくれるというものです。
また、元本保証タイプの進学ローンは、手数料が非常に高いというデメリットもあります。
また、手数料以外にも、元本保証タイプの進学ローンには問題があり、保険会社が財務リスクを抑えるため、債券や公社債などの安定型資産運用の選択を迫られることです。
しかも、その費用は、5%前後と大きいので、元本保証タイプの進学ローンは、余計なお金がかかります。
そのことから、元本保証タイプの進学ローンを契約した人は、高利回りを実現できる可能性はほとんどありません。
元本保証タイプの進学ローンは、元本割れリスクを会社が肩代わりするので、会社の財務面の負担はそれだけ高くなります。
安定型資産運用は、プラスに転じてもその幅は限定されるので、元本保証タイプの進学ローンは、運用利益はあまり期待できません。
高い手数料をとられて、運用収益があまり望めない元本保証タイプの進学ローンは、マイナス面の方が大きいということになります。
元本保証タイプの進学ローンは、元本保証がされる代わりに、ちゃっかり、手数料は差し引かれるというわけです。

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