実は、なんと驚く事に、この3つの公的進学ローンを
同時に全て活用する事が出来る場合もあるんですよね。
ただ、当然そのためには様々な条件が提示されるでしょうし、
あくまでも進学ローンは貸付であるので、
返済の事も十分検討する必要はあるでしょう。
進学ローンは国の制度とは限ってなくて、都市銀行や地銀、
地方信用金庫などの所謂銀行系の金融機関も独自の進学ローンを出しています。

進学ローンと厚生年金は人気です


地元の国立大学に合格してくれれば、国民公庫からの融資だけで何とかなります。
ただこれは上限が200万円なので、入学金と当座の生活費位はなんとかなりますが、子供が卒業するまでの資金を全て賄うのはとてもじゃないけど無理ですよね。
うちは以前はこどものためにそこそこ貯金していましたが、ここ数年の不況で、主人の会社が苦しくて、とうとう去年子供のための保険を全て解約してしまいました。
勿論、事前に生活設計を立てて、学資保険などに加入していれば別ですが、国の進学ローンのみというのは現実問題かなり厳しいと思います。
しかし、もし地方の私立大学に進学が決まれば、他の進学ローンも足して補わなければならなくなってしまいます。

進学ローンは民間の金融機関でも出しています。
有担保型もあれば無担保型もありますし、金利も固定式と変動式、自由に選択出来る進学ローンも多いようです。
ただ、やはり国の進学ローンに比べれば金利が高いのは確かです。
因みにこの年金貸付は国民金融公庫の進学ローンの延長線上にあるみたいな形ですね。
年金貸付というのは、厚生年金か国民年金に加入している人を対象とした進学ローン。
ところが、これには加入年数や未払い機関が有るか無いかなどの審査があるため、近頃はこの年金からの進学ローンを利用出来ない人も結構いるようですよ。
そこで、取りあえず国民金融公庫からの融資と奨学金制度をフルに生かす方向で考え、最終的に不足分を年金貸付で賄うしかないかなぁっと考えています。
本来なら誰でもが利用出来る制度なんですよね、年金加入は国民の義務ですから。
もし親に不具合があって、進学ローンの審査が通らず、子供が進学を諦めるような事にでもなれば、それはとても辛い事です。
今はまだ子供さんが小さくて、進学ローンなんて実感の湧かない若い親御さんも沢山いらっしゃる事でしょう。
でも、あっと言う間に子供の教育費で悩まなければならない時がやって来ます。
その時、年金貸付や郵便局の進学ローンが利用出来るように、今からきちんと計画を立てた生活をされる事をお勧めします。

進学ローンを組むのは親ですから、あくまでも親の借金。

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