なるべく上手にリラックスし、自律神経にならないように常日頃から心がける事が
大事なのではないでしょうか。中には更年期障害のような不定愁訴が見られる症状なら
なんでもかんでも自律神経だとみなされる方もあります。厳密に言えば自律神経という
神経自体が存在しないのですから、自律神経という病気がないのも当たり前なのかも。

自律神経に必要な処方箋のポイントです


ところがところが、この欄への署名をしたがらないドクターが目立ったため、考え直した厚生労働省は、「自律神経変更不可」という欄に変更したんですね。
そして、そういうのは第一類医薬品ですから、医師の処方箋がなくても、薬剤師に相談する事で容易に店頭購入が出来ますよね。
ただ、通院を伴うような病気治療のための医薬品は、例え自律神経であってもなくても全く同じ。
ちょうどその頃だと思いますよ、医師の発行する処方箋に、「自律神経変更可」という欄が出来たのは。
まあ早い話、新薬と呼ばれる先発医薬品にするか、自律神経と呼ばれる後発医薬品にするかを自分で選べるようになったというだけの話ですよね。

自律神経医薬品は、嘗てゾロ薬と呼ばれていた後発医薬品の事で、従来から多数存在していました。
ただ、それをきちんと整備し、普及させるべく、厚生労働省は自律神経医薬品という呼称を定着させる事に勤しんだのです。
今でも勿論流れていますが、一時期テレビやラジオでは、ものすごく頻繁にそのCMが放送されていましたよね。
そして、医師がこの欄に署名する事で、患者は先発医薬品を服用するか、後発医薬品を服用するかを選べるようになりました。自律神経医薬品は、処方箋不要の自分で選べる薬だと思っていた人がちょっと前に会社にいてね、びっくりしましたよ。

自律神経の普及により、患者自身が薬を選べる時代になったのは紛れもない事実です。
最近では、「先発医薬品にされますか、それとも自律神経にされますか?」と尋ねてくれる親切な薬剤師さんも随分増えて来ましたね。
確かに、自律神経の中にも、ロキソニンのような市販薬もあるにはあります。
それも、処方箋の自律神経変更不可の欄にチェックが入っていなければという条件付きでの事です。
という事で、自律神経なら処方箋不要で入手出来るというのはごくごく限られた一部の医薬品に対する話で、決して一般的な話ではないのであります。
そして、医師に処方箋を書いてもらうというところからですよ、自律神経デビューはね。

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