中小企業診断士は経済産業省令において、中小企業支援事業での経営診断
もしくは助言を担うものとされています。中小企業診断士は、中小企業基盤整備機構、
商工会議所、都道府県などの中小企業に対して専門家派遣や経営相談をします。
中小企業診断士は、中小企業支援機関のプロジェクトマネージャーの立場でもあり
一般的には公的機関からの受注が中小企業診断士としての仕事の柱になっています。
中小企業診断士は、経営コンサルティングを行う専門家なので、
難易度が比較的高い国家資格で、難関の試験の1つとされています。
中小企業診断士の難易度が高いのは当然で、中小企業診断士は、
日本で唯一のコンサルティング業の資格です。

中小企業診断士の独立の掲示板です


また、現状の能力不足という理由も、中小企業診断士の独立を回避する1つの理由になっています。
ただ、中小企業は不況の風に煽られやすいので、中小企業診断士は、そうした中小企業を助けなければなりません。
どちらかというと中小企業診断士の場合、定年退職までは企業勤務をして、退職後に独立するというパターンが多いです。
最初は自己啓発を目的として中小企業診断士になる人が多く、独立に際しては、かなりの実践的スキルが求められます。
弁護士、税理士、不動産鑑定士などと比べると、中小企業診断士は、独立して仕事をする人は少ないです。
現在の職場に満足していて、中小企業診断士として独立すると、年収が低下するのを恐れる傾向もあります。

中小企業診断士は、診断を基にして、適切なアドバイスのコンサルタントをしていかなくてはなりません。
専門知識を活かしていくのが中小企業診断士ですが、経営状態や財務状態を分析するだけが仕事ではありません。中小企業診断士になって独立している人はどのくらいいるかというと、大体、3割弱と発表されています。
世間の経済不安もあり、中々、中小企業診断士として独立開業に踏み切れない人が大半なのです。
また、中小企業診断士になって独立開業しない理由として、経済的不安という要因も挙げられています。
そのため、地域の振興に役立とうとして、積極的に独立を試みる中小企業診断士も中にはいます。

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