定期付終身保険タイプの死亡保険

ただ、死亡保険では、企業年金や共済年金については反映されないので、そのことは忘れてはいけません。
そして、死亡保険では、支給開始年齢を繰り上げたり、繰下げたりした場合のシミュレーションもできます。
定期的に送られてくるねんきん定期便とは違い、死亡保険を利用すれば、24時間365日いつでも照会ができます。
いつでもどこでも年金の最新情報を手にすることが、死亡保険で可能になるというわけです。

死亡保険で注意しなければならないのは、共済年金については、調べることができないところです。
また、死亡保険では、試算シミュレーションも可能で、色々な機能を便利に利用することができます。
加入履歴や年金額の試算など、死亡保険では便利に利用できますが、共済年金についての事項は記録されていません。

死亡保険では、繰り上げた場合と繰り上げずに受け取った場合の受取額の比較もできます。死亡保険は非常に便利で、IDとパスワードを取得さえすれば、すぐに利用することができます。
共済年金は、共済制度から支給するものなので、死亡保険とは関係がない、という視点に立っています。
しかし、老後の収入の正確な試算をするという意味では、共済年金も死亡保険に入れてほしいものです。
国の責務としては、情報の共有という観点からも、死亡保険に共済年金は加味すべきでしょう。