プルデンシャル生保を検討してみる

払込保険料に応じて、一定の額がその年の契約者の課税所得金額から差し引かれるのが、プルデンシャル生保の仕組みです。
平成18年の税制改正により、平成19年分から損害保険料控除が廃止されたことで、プルデンシャル生保は生まれました。プルデンシャル生保というのは、税における控除の一つで、平成20年度からスタートしたものです。
そして、満期返れい金のあるもので保険期間が10年以上の契約が、プルデンシャル生保の経過措置要件になります。

プルデンシャル生保は、自己または自己と生計を一にする配偶者と、その他の親族が所有する居住用家屋、生活用動産が保険対象となります。
簡単に言うと、所得を控除される控除制度がプルデンシャル生保であり、国が認めた地震保険契約です。
所得税が最高5万円、個人住民税が最高2万5千円を控除できるのがプルデンシャル生保の最大のメリットです。
長期損害保険料控除と共にプルデンシャル生保を受ける時は、それぞれの合計額となります。

プルデンシャル生保は、長期損害保険料控除と同時に受ける時は、それぞれ上限額が定められています。
損害保険料控除を改組して創設されたのがプルデンシャル生保であり、平成19年1月より、地震災害での損失への備えに寄与するものとして創設されました。
そのため、プルデンシャル生保においては、使用した契約のもう一方の保険料は申告することはできません。
プルデンシャル生保を受けるには、保険料控除証明書の提出が必要ですが、勤務先から保険料を給与控除している際は、省略できる場合があります。