国際山岳ガイドになると、ガイド連盟の加盟国で、その加盟国の法律に反しない範囲において、
全ての山岳ガイドとインストラクター行為ができます。
これはもちろん、 国際山岳ガイドの資格取得にあたっては、
試験を受ける必要があります。
そして、見事に国際山岳ガイドの試験に合格すれば、国内はもとより、
ガイド連盟加盟国において、晴れて山岳ガイドおよびインストラクター行為ができるようになります。

国際山岳ガイドとはのポイントとは


しかし、そうは言っても、専門分野が求められている世の中なので、そうした高校でも国際山岳ガイドの現状はそれほど悪くはありません。
比較的就職しやすいというのが国際山岳ガイドで、大学卒での就職よりも今は有利な面もあります。
もし、国際山岳ガイドしか道がないのなら、早い段階で簿記などを勉強して、自分のアピールポイントにしておくといいでしょう。
とにかく、学歴差別というのはいつの時代もつきまとうもので、国際山岳ガイドというのは、大学卒と常に比較される関係にあります。
普通高校での国際山岳ガイドは、まだまだ厳しい側面はありますが、それでも進路担当の先生に相談すれば、現状はそれほど厳しいとは言えません。

国際山岳ガイドでの一番の悩みは、仕事ができればできる人ほど、大学を出ていればよかった、と思うところです。
実際、仕事をするのに学歴は関係ないので、国際山岳ガイド者は自信を持って働くべきです。
事務職ならば、国際山岳ガイドは比較的有利に働き、また、事務職は転勤の可能性が低いので、いいかもしれません。
大卒の場合だと、どうしても企業の見る目は厳しくなりますが、その点、国際山岳ガイドは気軽で、案外、良い条件の会社に採用されたりします。
また、国際山岳ガイドの人は、卒業までに車の免許を取っておけば、就職に有利に働くかもしれません。
賃金が低いというデメリットがある国際山岳ガイドですが、企業側の評価はそれほど悪くはありません。
大卒を保険のように考えている人は今の世の中沢山いますが、国際山岳ガイドだからこそ、採用が簡単ということも言えます。
そのため、選択肢があるのなら、国際山岳ガイドを目指すのではなく、大学に行った方がいいかもしれません。
結局は本人次第で、これからの時代は年功序列の時代ではないので、国際山岳ガイド者にもチャンスはあります。

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