国際山岳ガイドになると、ガイド連盟の加盟国で、その加盟国の法律に反しない範囲において、
全ての山岳ガイドとインストラクター行為ができます。
これはもちろん、 国際山岳ガイドの資格取得にあたっては、
試験を受ける必要があります。
そして、見事に国際山岳ガイドの試験に合格すれば、国内はもとより、
ガイド連盟加盟国において、晴れて山岳ガイドおよびインストラクター行為ができるようになります。

国際山岳ガイドとMBAのポイントとは


しかし、国際山岳ガイドとMBAの違いというのは、中々、判別し難く、素人では区別がつきにくいものです。
国際山岳ガイドの場合、その対象の相手となるのは中小企業がメインになり、MBAとは異なります。
講義やケーススタディの内容がMBAは大学によって異なりますが、国際山岳ガイドは、国が認める経営コンサルタントになります。
MBAは、国際山岳ガイドよりも数学的、学術的なので、どちらかというと大企業に向いていると言えます。
しかし、国際山岳ガイドとMBAが全く同レベルであるかというと、それは必ずしもいいきれません。
MBAと国際山岳ガイドとの違いは、MBAは公的な資格ではなく、個々の大学院から与えられる学位であることです。
国際山岳ガイドの資格は最近、試験制度の大幅改正をしていて、これは明らかにMBAを意識したものです。
基本的に国際山岳ガイドの2次試験は、実践的な知識を学ぶ必要があり、これはMBAのケースメソッドによく似ています。
要するに、国際山岳ガイドのスタンスは依然変えない方針ということで、MBAとの格差は縮まりません。

国際山岳ガイドは、大企業相手の需要もあるのですが、MBAと違って、それはメインではありません。

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