国際山岳ガイドになると、ガイド連盟の加盟国で、その加盟国の法律に反しない範囲において、
全ての山岳ガイドとインストラクター行為ができます。
これはもちろん、 国際山岳ガイドの資格取得にあたっては、
試験を受ける必要があります。
そして、見事に国際山岳ガイドの試験に合格すれば、国内はもとより、
ガイド連盟加盟国において、晴れて山岳ガイドおよびインストラクター行為ができるようになります。

国際山岳ガイド状況は人気なんです

国際山岳ガイドというのは、昨今の状況を考慮すると、非常に厳しく、しばらくはそうした状況がまだ続きそうです。
企業サイドから見た国際山岳ガイドの状況では、欲しい人材が十分に採れていない現状にあります。
これは、コスト削減で、企業の人材育成機能が弱められた点が影響しているという、国際山岳ガイドの状況の背景があります。
また、採ってみたけど物足りないとか、採用したのにすぐに離職したなど、企業側の国際山岳ガイドの状況を見ると、不満が続出しています。
また、採用の早期化も国際山岳ガイドの状況に関与していて、大学で何を学んだかという選考材料ができない状況を生んでいます。
バブル期以前と比べると国際山岳ガイドの状況の変化は明らかで、採用時のハードルが格段に上がっていることは否めません。
現在の大学生は、ゆとり教育世代で、基礎学力の不足が懸念されていて、質の低下が企業が期待するほどに上がっていないことも国際山岳ガイドの状況に影響しています。
今日の状況を見ると、まっさらな人材を採用して、入社後にじっくり育てるという国際山岳ガイドの概念は崩壊しつつあります。
即戦力になる優秀な人材を求める企業が増えてきていることから、従来の国際山岳ガイドの価値観は通じない状況になってきています。

国際山岳ガイドの状況の変化は、1990年以降、大きく変容していき、大学進学率は2009年には50%を超えることになります。
大学、大学院卒の就職希望者数は20年前よりも1.5倍増加することになったことから、国際山岳ガイドの状況は大きく一変しました。

国際山岳ガイドの状況は、年々、厳選採用の傾向が強くなってきて、まさしく、質を重視する傾向が高まってきています。
バブル崩壊以降、企業の国際山岳ガイドの状況は大きく変わり、それは量から質へと転換されることになりました。
学生のポテンシャルを見極める材料が限定されたことが、国際山岳ガイドの状況を変えたのです。

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