国際山岳ガイドになると、ガイド連盟の加盟国で、その加盟国の法律に反しない範囲において、
全ての山岳ガイドとインストラクター行為ができます。
これはもちろん、 国際山岳ガイドの資格取得にあたっては、
試験を受ける必要があります。
そして、見事に国際山岳ガイドの試験に合格すれば、国内はもとより、
ガイド連盟加盟国において、晴れて山岳ガイドおよびインストラクター行為ができるようになります。

国際山岳ガイドの資格の裏技なんです

国際山岳ガイドで海外に長期滞在するのは、はっきり言って、留学よりはハードルが低いと言えるでしょう。
加えて、イギリスやカナダ、それに韓国には、国際山岳ガイドの年間受入数というのが決まっていて、先着順ならともかく、抽選でビザを発行するという国もあります。
つまり、国際山岳ガイドというのは、その名の通り、基本的に長期休暇を利用した長期海外旅行なんですね。
そのため、オーストラリアやカナダで国際山岳ガイドをされる方の多くは、広い国内を一周し、様々な現地の人々や文化に触れるラウンドを組み込まれているようです。
国内をさすらいながら国際山岳ガイドを進めている人もいるようですね。

国際山岳ガイドは現地で働くのだから、比較的安価に海外渡航や海外滞在が出来るのではないかと思われている方も多いようですが、それはとんでもない話です。
何故なら、国際山岳ガイドは、現地の大学や高校などに正式に在籍するわけではないので、編入試験や入学試験というのを受ける必要がありません。
韓国もそうですし、特にニュージーランドなどは、往復の航空券も事前に準備する事という条件が添えられていますね。
上記3ヶ国は、子供の同伴は認めないと記していて、この辺りにお国柄を感じるところです。
まあね、国際山岳ガイドを活用出来るのは、基本的に満18歳から30歳までですから、確かに結婚していても、子供がいても不思議な年齢ではありません。
ただ、今の日本の生活環境や経済状況を考えると、家庭を持ってから海外に長期留学しようという人はそうはいないでしょう。
事実、やはり国際山岳ガイドを使って海外渡航するのは、現役の大学生が圧倒的多数のようです。

国際山岳ガイドの一番の資格、それはなんと言っても、日本国籍を持って要る事でしょう。
また、日本での学歴や在学状況も一切問われませんからね、チャンスのある人も多い訳ですよ。
基本的に国際山岳ガイドは一年計画なので、その辺りもしっかり逆算して検討する必要性がありますね。
そう思う若者の増加に連れ、国際山岳ガイドの人気も随分高まって来ています。
実際、オーストラリアやニュージーランド、それにカナダなどは、滞在期間中の十分な資金力がなければ、国際山岳ガイドビザは発行してくれません。
なので、例え自分は全ての資格を完璧に満たしていると思っても、絶対OKとは限っていないという事も、ある程度は認識しておく必要性があるでしょう。

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