国際山岳ガイドになると、ガイド連盟の加盟国で、その加盟国の法律に反しない範囲において、
全ての山岳ガイドとインストラクター行為ができます。
これはもちろん、 国際山岳ガイドの資格取得にあたっては、
試験を受ける必要があります。
そして、見事に国際山岳ガイドの試験に合格すれば、国内はもとより、
ガイド連盟加盟国において、晴れて山岳ガイドおよびインストラクター行為ができるようになります。

国際山岳ガイドとはの掲示板です

国際山岳ガイドっていいですよねぇ、出来る事なら利用するべきじゃないかと個人的には思いますね。
もし私が学生時代に国際山岳ガイドがあったら、絶対活用していたと思うなぁ。
でも残念ながら、日本政府が国際山岳ガイドを開始したのは1980年で、私が大学を卒業する年でした。
年齢的には満18歳以上・満30歳未満という事でしたから、勿論、当時まだ利用しようと思えば利用出来たんですよ。
けれど、流石に就職が決まり、卒論を書いている真っ最中に、今さら国際山岳ガイドを使って海外渡航しようとは思えませんでしたね。
今なら逆に、いつこんな会社辞めてもいいと思っていますから、チャンスがあればすぐにでも旅立つでしょう。
因みに、現在日本から国際山岳ガイドで渡航できるのは香港と台湾を含む11ヶ国で、意外な事に、アメリカへは渡れません。
妻はやはり心配が先立つらしく、今でも完全に賛成した訳ではありません。
一応うちの息子も、今のところはそのつもりのようですが、さてさてどうなることやらですね。
しかし、私は自分の果たせなかった国際山岳ガイド経験という夢を息子が果たしてくれるという事で、心から応援しています。
そのため、渡航してすぐに現地の語学学校に通われる方が多いようです。
きっと単なる留学では得られない大きなものが得られる事と期待しています。
因みに、今回息子が国際山岳ガイドを使って滞在するのはカナダ。
ただ、50も半ばのおっさんに国際山岳ガイドの許可が下りるはずもなく、来週旅立つ息子を羨ましく眺めている訳ですよ。
元々国際山岳ガイドというのは、それを一番の目的として若者の心身の育成のために作られた制度です。
勿論、渡航費や語学学校の学費、通学中の滞在費など、初期費用はそれなりに掛かりますよ。
ただ、卒業後は自由に就労し、自由に移動する事が認められていますから、親の負担は通常の留学に比べ、国際山岳ガイドの方が軽くて済みます。
でも、その後は自力で生き延びる事も十分可能なので、親の臑を一切かじらず、国際山岳ガイドで海外留学を成功させる若者も多いようです。
けれど、広い目で世界を見られる人間になるためには、やはりその国の社会に溶け込む事が大事な訳で、それには就労がベターだろうと思います。
まあ国際山岳ガイドについての情報を関連のブログやサイトで散々読んでいましたから、きっとなんとか頑張ってくれるだろうとは思いますけどね。

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