国際山岳ガイドになると、ガイド連盟の加盟国で、その加盟国の法律に反しない範囲において、
全ての山岳ガイドとインストラクター行為ができます。
これはもちろん、 国際山岳ガイドの資格取得にあたっては、
試験を受ける必要があります。
そして、見事に国際山岳ガイドの試験に合格すれば、国内はもとより、
ガイド連盟加盟国において、晴れて山岳ガイドおよびインストラクター行為ができるようになります。

国際山岳ガイドの検定のポイントです

国際山岳ガイドになるには、まず、資格検定の位置づけと、養成課程を含む受検のシステムを知る必要があります。
これらを受講した上で、国際山岳ガイドの理論と実技検定試験を受けるという方向性になります。
それは、国際山岳ガイドになって、より高度な技術の修得をめざす道と、スキー指導者を志す道になります。
そして、指導者を目指す国際山岳ガイドになる場合には、指導者として活動するための資格を取得する検定を受検する道が開かれます。
そして、準指導員の国際山岳ガイドの検定においては、基礎理論12時間、実技実習22時間、指導実習6時間の養成講習会を受講しなければなりません。
また、準指導員の国際山岳ガイドの総合判定については、実技合格と理論合格をもって総合合格になります。
国際山岳ガイドの理論に関しては、60%以上、そして実技は9種目中7種目以上で基準に達すれば、合格となります。
国際山岳ガイドになるための検定の実技検定に関する各種目の合否については、検定員3名中2名以上の合否判定で決定されます。

国際山岳ガイドの検定員は、各種目ともに80ポイントを合格基準としています。
各単位内の種目のすべての合格をもって、国際山岳ガイドの単位の取得ができるという具合になっています。

国際山岳ガイドの第1歩としては、準指導員検定に合格しなければなりません。
そして、準指導員の国際山岳ガイドの場合、実技9種目中7種目以上の合格により、実技合格とします。
スキーバッジテストの級別テスト1級を取得して、さらに上を目指す場合、国際山岳ガイドには、ふたつの道が用意されています。
全日本スキー連盟公認スキーの国際山岳ガイドの検定に合格すれば、晴れて指導をすることができます。

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