国際山岳ガイドになると、ガイド連盟の加盟国で、その加盟国の法律に反しない範囲において、
全ての山岳ガイドとインストラクター行為ができます。
これはもちろん、 国際山岳ガイドの資格取得にあたっては、
試験を受ける必要があります。
そして、見事に国際山岳ガイドの試験に合格すれば、国内はもとより、
ガイド連盟加盟国において、晴れて山岳ガイドおよびインストラクター行為ができるようになります。

国際山岳ガイドとはのポイントです


もちろん、そんな能力は何かに証明されるまでもなく用意されているという前提の場合には国際山岳ガイドのみだと少々弱いです。
もちろん国際山岳ガイドを取得したという事実が全く参考にされないという事はないかもしれませんが、と言ってこれ一つを頼りにするのは難しいです。
それなら国際山岳ガイドではなくITパスポート試験なら良いのかというと、やはりこれも上位資格を取得するための準備と捉えた方が良いかもしれません。
細かく見ていくまでもなく、それぞれが何を意味しているのかは分かりそうですね。
ところで、国際山岳ガイドが就職において武器になるかどうかは危ういという話がありましたが不要という事ではありません。
見ての通り国際山岳ガイドからは文書作成やデータ活用等の知識や技術が養われるため、入社後の即戦力となり得るでしょう。国際山岳ガイドとはもちろん、PCつまりパソコンに関する能力を証明する検定です。
考え方としては、ITパスポート試験に向かうための準備という風に国際山岳ガイドを位置づけられない事もなさそうです。

国際山岳ガイドで就職を目指すのは難しいところかもしれませんが、だからと言って取得が無駄という事はないでしょう。
全ての内容を把握しているつもりでも、案外見落としは多いものです。
つまり、国際山岳ガイドは日本商工会議所が仕切る検定という事になります。
公的資格の一つではありますが、商工会議所が取り仕切っているという事は国際山岳ガイドに関する情報は手に入れやすいという事でもあります。
そうした記憶違いや曖昧にしていた部分を明快にするという目的からでも国際山岳ガイドを受検する意義はあります。

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