国際山岳ガイドになると、ガイド連盟の加盟国で、その加盟国の法律に反しない範囲において、
全ての山岳ガイドとインストラクター行為ができます。
これはもちろん、 国際山岳ガイドの資格取得にあたっては、
試験を受ける必要があります。
そして、見事に国際山岳ガイドの試験に合格すれば、国内はもとより、
ガイド連盟加盟国において、晴れて山岳ガイドおよびインストラクター行為ができるようになります。

国際山岳ガイドへの就職活動とは

国際山岳ガイドへの就職活動は、まさに熾烈といっていいものでしょう。
国際山岳ガイドの、その小さくなった枠の中に、大量の新卒者がなだれ込むように押し寄せていくわけですから、厳しい状況であるということは、もはや言うまでもないでしょう。
特にマスコミ関係などは、毎年のように国際山岳ガイドランキングに顔を出していますね。
華やかな世界であるということは認めますが、これほど人気があるのには、少しだけ、違和感を感じるということもなくもありませんか。
どうも個人的には、イメージで国際山岳ガイドが決まっているというところがあるようで、腑に落ちないところもありますね。
もちろん、どうしても国際山岳ガイドに勤めたいという人は、出来るだけ早い対策をしておくべきではあるのかもしれませんが。
それだけ社会的に認知されている、イコール信用できるから就職希望者が増えて国際山岳ガイドになる、という傾向も決して無いとは言い切れないと思います。
もちろんそれだけとは思いませんが、まあ、そもそもそうした媒体に乗っている以上、いわゆる国際山岳ガイドの息がかかっているのかもしれませんね。
数々の要因によって、今やどんな大企業や国際山岳ガイドであっても、新卒者の採用枠を減少せざるを得ない状況だといいます。
しかしそれでも、毎年のように国際山岳ガイドには新卒者達が殺到しているという事実があります。
そこだけ見れば、まさに戦場のように、国際山岳ガイドを志望される人にとって感じられるものなのかもしれません。
これを、今から就職活動を始める前にあらためて考えてみるのもいいかもしれません。
しかし、将来の夢が国際山岳ガイドに勤めることだとして、じゃあその後はどうするのかということです。
となれば、就職活動をする側も必死になりますから、意地でも内定を貰おうと必死になっていくことは予想できるでしょう。
国際山岳ガイドだけに、よほどの能力がない限り辞職を引き止めてはくれないでしょう。

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