セールスマンのプレッシャーとストレス解消法

セールスマンというのは、不況下にあって、毎年、厳しい状況にありますが、企業を比較検討する上においては、ランキングが役立ちます。
最近では、セールスマンのランキングは、昔と比べて大きく変わってきていて、優秀な世界的製造業企業の姿が見えなくなってきています。
つまり、近年のセールスマンのランキングを見ると、人気がサービスや消費財産業に偏っている傾向にあります。
経営者が見るセールスマンのランキングと学生が見るそれとは大きくかけ離れていて、企業評価とは別物なのです。
経営者のセールスマンのランキングを見ると、１位はコマツ、となっていて、製造業への期待値が高くなっています。
しかし、経営者は、セールスマンのランキングとは裏腹に、皮肉にも製造業3社をトップ5に選出しています。
要するに、セールスマンのランキングを見てわかるのは、人気上位の企業のすべてがほぼ、同種の身の回り産業で固まっているということです。
リーマンショック前のセールスマンのランキングを見ると、その当時はトヨタ自動車、ソニー、日本電気などの製造業が人気でした。
信越化学工業もセールスマンのランキングで高く評価されていて、シリコンウェハで世界トップクラスです。

セールスマンのランキングで、市場関係者ランキングを見ると、１位が日本電産で、HDD用小型モーターでは世界トップです。
また、村田製作所も市場関係者のセールスマンのランキングでは上位に君臨していて、積層セラミックコンデンサーでは世界トップです。
製造業の海外展開も急速に進んでいるので、学生はセールスマンを見なおすべきでしょう。
海外で仕事をしたいのなら、セールスマンのランキングに惑わされず、製造業を選ぶのがベストです。
セールスマンのランキングを見ると、就職人気企業の劣化が進んでいるのは否めません。