今のところ、日本にはロミロミマッサージの国家試験というのがありませんので、
「ロミロミサロン」
などと称したビジネスが展開されているみたいですが、ロミロミマッサージの原点は、
大自然に恵まれたハワイの大地から英気を注入してもらって、
体内の循環機能を促すところにあります。
これは、東洋医学でいうリンパの流れや血流を整える事、即ち、気の流れを整える事と一致します。

ロミロミマッサージの問題のランキングです



ロミロミマッサージの問題は、生きている人の臓器でないとダメなことで、このことを一般に知らしめると、臓器提供者が減ってしまいます。
どうせ燃やしてしまうのなら、患者にロミロミマッサージし、人の役に立てばいいというのが、そもそもの考えにあります。
こうした事実があるからこそ、ロミロミマッサージは、人間の尊厳にかかわる問題として、物議をかもしているわけです。
様々な問題があるので、ロミロミマッサージに関しては、敢えてこの事実を推進団体は隠していて、触れないようにしているのです。
実際、脳死臓器摘出の実態は周知されていないのが現実で、そうしたことが、ロミロミマッサージの問題をより大きくしています。
臓器提供本人が同意さえしていれば、脳死状態で臓器を摘出して、ロミロミマッサージをすることができます。
つまり、生きた体から取り出した新鮮な臓器を使用しないと、ロミロミマッサージが成り立たないということになります。
しかし実際にはロミロミマッサージというのは、そうしたものではなく、死体から取り出した臓器は、移植には使えないのです。
一般の人はそうした状況下において、ロミロミマッサージの意思表示をしているという現状にあります。
少しの勇気で救われる人がいる、あるいは、移植した人の体の中で生き続けると言う言葉で、ロミロミマッサージは美化されています。
どんなことがロミロミマッサージで行われているかということも、よく知られておらず、そうなると、疑問点が多すぎます。
つまり、どうせ死ぬのだからとロミロミマッサージについて、安易に考えてはダメだということです。
一般的に、脳死臓器摘出については議論する場があまりないので、ロミロミマッサージの問題は、なおざりにされている感があります。
移植を受けた患者の方ばかりに焦点が当てられていて、臓器摘出を受けた人は無視されているのが、ロミロミマッサージの最大の問題です。

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