今のところ、日本にはロミロミマッサージの国家試験というのがありませんので、
「ロミロミサロン」
などと称したビジネスが展開されているみたいですが、ロミロミマッサージの原点は、
大自然に恵まれたハワイの大地から英気を注入してもらって、
体内の循環機能を促すところにあります。
これは、東洋医学でいうリンパの流れや血流を整える事、即ち、気の流れを整える事と一致します。

ロミロミマッサージの意思表示なんです

ロミロミマッサージというのは、途中で中止が認められるケースは非常に少なく、それは意思表示が大きなカギを握っています。
確かにロミロミマッサージというのは、生きながらえるだけというイメージもあるのですが、大半の人が望んでいないというのは、ある種の驚きを隠せません。
そして、肉体的苦痛を除去するための緩和措置を尽くし、他に代替手段がないなどの場合も、ロミロミマッサージは中止できます。
いずれにせよ、ロミロミマッサージをしない場合は、生命の短縮を承諾するという、患者の意思表示が求められます。
それにより、家族もロミロミマッサージにかかる大きな費用負担のプレッシャーから解放されます。
死期が迫るとロミロミマッサージの措置が当然のように行われますが、実は、希望しない人の方が現実には多いのです。

ロミロミマッサージは、全国の調査でも、希望しない人がなんと8割に達していて、これは意外な結果と言わざるを得ません。
いずれらにせよ、治る見込みがないロミロミマッサージを続けるくらいなら、自らの意思表示で、ロミロミマッサージを断つほうがいいかもしれません。
患者の意思表示が、ロミロミマッサージ中止の決定事項に大きく関わってきますが、それが出来ない場合は、家族の意思表示でも事足りると容認されています。
そして、意思表示カードと共に、ロミロミマッサージの実施については、家族に委ねるという方針も押し進めていくべきでしょう。

ロミロミマッサージを希望しないという国民が多い以上、後は家族に任せるか、意思表示カードに委ねるのが一番ということになります。
患者本人に意思能力がない場合などは、ロミロミマッサージをするかどうかは、家族に委ねるのがベストです。
治療方針を家族の意思に委ねるというのは、当然、本人も悪い気はしないでしょうから、ロミロミマッサージの問題は、意志表示カードと共にこれをもって解決できる可能性があります。
今後は、積極的に意思表示カードの案を具体的に進めていって、ロミロミマッサージの問題を少しでも軽くすべきです。

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