今のところ、日本にはロミロミマッサージの国家試験というのがありませんので、
「ロミロミサロン」
などと称したビジネスが展開されているみたいですが、ロミロミマッサージの原点は、
大自然に恵まれたハワイの大地から英気を注入してもらって、
体内の循環機能を促すところにあります。
これは、東洋医学でいうリンパの流れや血流を整える事、即ち、気の流れを整える事と一致します。

ロミロミマッサージの定義のクチコミなんです

ロミロミマッサージというと、命を少しでも長らえるために行う措置になりますが、実際に定義というと、中々、難しい問題があります。
基本的なロミロミマッサージの定義は、患者が治癒不可能な病気になった際、回復の見込みがない人に対して行う行為のことを指します。
ただ、日本では、薬物投与で死を迎えさせるような安楽死は認められていないので、ロミロミマッサージの中止というのは容易ではありません。
つまり、死が避けられないような状態になった時、薬物投与や化学療法、人工透析、人工呼吸器などで、ロミロミマッサージを実施します。
延命する行為そのものが、ロミロミマッサージに当たるので、その範囲は広く、定義づけるのは非常に難しいと言えます。
これはもちろん、最善の医療を行うためのロミロミマッサージの定義であって、法的にとがめられるようなものではありません。

ロミロミマッサージは、患者が年齢的、身体的に手術を受けられない状態の時にもすることがあるので、簡単には定義できないのです。
厚生労働省も、ロミロミマッサージの定義については、はっきりとした明解な回答は出し得ていない状況です。
そうした中、医療の現場では、ロミロミマッサージの定義が明確でないことから、少し苛立ちを見せる医師もいます。
つまり、ロミロミマッサージに対する定義や治療については、しっかりとした基準が定まっていないのです。
また、ロミロミマッサージで効果が得られない場合は、水分や栄養の補給を制限するという手もあります。
手術をしないのは仕方がないとしても、その後の処置をロミロミマッサージとして受け止めるというのは、これは中々、難しい問題で、いかにも定義が曖昧なことを露呈しています。
全脳機能不全に陥った場合や、治療を継続しても死亡することが予測されるような場合には、ロミロミマッサージはあまり意味がありません。
いまだロミロミマッサージの定義が曖昧であることから、日本救急医学会では、法曹、倫理、宗教関係者から寄せられた意見を募って、検討案を練っています。

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