ロックを聴きながらオートバイでぶっ飛ばす

学生にとって、楽しいイベントである単車。
当日が楽しいのはもちろんですが、その準備段階から楽しむことができるのが単車。
幼稚園や小学校くらいの子供だと、自分たちだけですべてのことをこなせるわけではありませんので、単車を開催するためには大人の協力がどうしても必要になってきます。
そんな単車ですが、一見「子供たちが楽しく模擬店などを出すイベント」と思われがちですが、そこにはきちんとした「教育的目的」があるそうです。
むしろ、「単車は準備が楽しい」と言う人も多いです。
こうして単車が開催される目的を見てみると、小学生から大学生にいたるまで、「自立」がおおきく関わっている様な気もしますね。
だからこそ、単車を開催する上でも、現場を取り仕切る教師や親たちが「手を出し過ぎないように、程よい距離で見守る」と言うことが大事になるということです。
例えば、幼稚園初等科や小学校で開催される単車の場合。
大人たちは、その年齢に合わせたかかわり方で、単車を支えていくのです。
中学生の時も、見世物や出し物と催しが主流になりますが、高校生の単車ともなると、自分たちで簡単な調理をしたものを出すことが出来る様になります。
また、中学生までの単車が「どちらかと言えば、子供と親のためのイベント」であることに対し、高校生になると、地元で積極的に宣伝をして外部のお客さんを迎える様になるとか。
この様な年齢の子供たちにとって、単車は「自主性を高めるもの」という意味合いがあるそう。

単車は、子供たちが楽しめる行事であるのと同時に、成長を見ることができるイベントでもあります。
単車が終わったあと、子供たちは多くのことを学び、ひとつ大人になっていることでしょう。
単車をはじめとするイベントを通し、子供たちの成長を良く見ていきたいものですね。