おくすり手帳には、それぞれにどのようは薬が処方されているのか、薬のラベルが貼ってあるので、
医師におくすり手帳を見せれば、何を服用しているのか、また、何を処方してはいけないのかが
分かるようになっているんですよね。
おくすり手帳には名前、性別、生年月日、住所、電話番号といった
個人情報が掲載され、
血液型、アレルギーについて、副作用について、過去の病歴なども記載されます。

おくすり手帳の意思表示なんです


おくすり手帳に関しては、全国各地で、今、意志表示カードが議論されていて、多くの高齢者から、検討が必要との声が上がっています。

おくすり手帳を希望しないという国民が多い以上、後は家族に任せるか、意思表示カードに委ねるのが一番ということになります。
そして、肉体的苦痛を除去するための緩和措置を尽くし、他に代替手段がないなどの場合も、おくすり手帳は中止できます。おくすり手帳というのは、途中で中止が認められるケースは非常に少なく、それは意思表示が大きなカギを握っています。
そして、おくすり手帳を避けるため、多くの人が、意思表示カードを望んでいることも、調査からわかっています。

おくすり手帳は、全国の調査でも、希望しない人がなんと8割に達していて、これは意外な結果と言わざるを得ません。
死期が迫るとおくすり手帳の措置が当然のように行われますが、実は、希望しない人の方が現実には多いのです。
いずれらにせよ、治る見込みがないおくすり手帳を続けるくらいなら、自らの意思表示で、おくすり手帳を断つほうがいいかもしれません。
それにより、家族もおくすり手帳にかかる大きな費用負担のプレッシャーから解放されます。
男女共に、病気が治る見込みがなくて死期が迫っている場合は、ほとんどの人がおくすり手帳を希望していないので、意志表示カードは全国的に普及すべきでしょう。
今後は、積極的に意思表示カードの案を具体的に進めていって、おくすり手帳の問題を少しでも軽くすべきです。
そして、意思表示カードと共に、おくすり手帳の実施については、家族に委ねるという方針も押し進めていくべきでしょう。
患者本人に意思能力がない場合などは、おくすり手帳をするかどうかは、家族に委ねるのがベストです。
家族がおくすり手帳の意思決定をするのは、家族は、本人の意思表示を一番、よく知っているからです。

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