毎年11月ごろの年末になると、投資銀行の年収の改定が行われ、
上司とのミーティングになります。
上司が来年の投資銀行の年収を決めることになり、
来年は800万円と言われると、翌年は毎月66.7万円が振り込まれます。
こうした投資銀行の年収は通勤手当なども入っていて、
深夜まで働いても土日働いても、貰える金額は変わりません。

IBDの場合などは運が大きくものをいい、マーケットの場合、
投資銀行の年収を大きく挙げられる人はほとんどいません。

日本政策投資銀行と商用銀行なんです


いわゆる投資のアドバイザー的役割を持つ銀行が日本政策投資銀行であり、企業戦略の中では、他の企業を買収したり、合併したりします。
商用銀行は自らの判断で融資や投資を行いますが、日本政策投資銀行は、単に投資先のファイナンスを手伝うだけです。
ただし、日本政策投資銀行と違い、あくまでそれは銀行業務の中の一つで、という考えが商用銀行にはあります。
こうした点が、日本政策投資銀行と商用銀行の業務上での大きな違いということが言えるでしょう。
商用銀行との大きな違いは、商用銀行が自らリスクを取るのに対し、日本政策投資銀行はリスクを取らないことです。
商用銀行は、日本政策投資銀行と違って、企業に対する業務を行う一方、個人レベルの預金や融資のサービスがメインになります。
端的に言うと、日本政策投資銀行は投資先の資金調達手法の提供が主な仕事で、投資先が必要な資金を投資家に販売することにあります。
商用銀行は、日本政策投資銀行とは違い、顧客から預金を集めてそれを自ら判断して融資や投資をします。

日本政策投資銀行と違って商用銀行は、預金者が商用銀行の行為に意見を挟むことはなく、リスクを取っていません。
外資の日本政策投資銀行が特別にリスクを顧客に押し付けて利益を上げているのではなく、全体的にそうした性質があるのです。
商用銀行と違い、日本政策投資銀行というのは基本的にリスクを取らないものなので、そこが大きなポイントです。
その点、日本政策投資銀行は、商用銀行とは異なり、投資や会社の戦略についての業務を、専門的に取り扱っています。

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