栄養の補給は必要な救命治療なのであると考えるなら、
延命治療は意味のない治療とは言い切れませんよね。
現実問題として家族が延命治療のための栄養の補給を拒否すると言う例はほとんどありません。
アメリカでは栄養を与えずに、安楽死させるという事は当たり前のようになされているようですが、
延命治療の問題を抱える日本においてはそうはいかず、延命治療の是非は日本ではまだ判断が
つきかねているんですが、その問題はどのようにすれば片付くのでしょうか。

延命治療の海外事情の評判です

延命治療というのは、重い病気や事故などにより、臓器の機能が著しく低下し、移植でしか治療できない場合に行うものです。
いわゆる、第三者の善意での臓器提供がないと、延命治療はできず、日本では、ドナーの絶対数が不足している状態です。
改正論議で注目された部分は、世界保健機関の総会で、延命治療が海外での渡航移植の規制を決める見通しが立ったところです。
生体移植での延命治療は、親族からの臓器提供になるので、移植手術をする医療機関と患者の間で手術ができます。
そして、海外渡航の延命治療に関しても、医療機関と患者の間で手術ができるようになっています。
そしてその次にフィリピンが多いことから、延命治療に関する海外渡航者の移植を禁止したのです。
ただ、生体間の延命治療は、元気な人の身体を傷つけることになるので、倫理的な問題が懸念されています。
また中国での延命治療については、日本移植学会が倫理指針で、臓器売買にあたるとの指摘もしています。
法律では、延命治療については、臓器を死体から摘出できるとし、心臓死と脳死を同列にしたことから問題が起こりました。
そうした事情に鑑み、延命治療のためにドナー提供者を求め、海外に出向く人がたくさんいます。
海外で延命治療を受けると、どうしても、日本人が金にモノを言わせて外国人の臓器を奪っていく印象を与えます。
肝臓の延命治療については、海外では、脳死下での肝臓移植が主流になりますが、日本では生体肝移植がほとんどになります。

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