栄養の補給は必要な救命治療なのであると考えるなら、
延命治療は意味のない治療とは言い切れませんよね。
現実問題として家族が延命治療のための栄養の補給を拒否すると言う例はほとんどありません。
アメリカでは栄養を与えずに、安楽死させるという事は当たり前のようになされているようですが、
延命治療の問題を抱える日本においてはそうはいかず、延命治療の是非は日本ではまだ判断が
つきかねているんですが、その問題はどのようにすれば片付くのでしょうか。

延命治療の価格とは

延命治療は体にいいし、思っているほど食べ憎くもない事は、ヘルシーブームの昨今、多くの日本人が分かってはいる事です。
にも関わらず、延命治療が普及しないのは、やはり価格面の問題が大きいのではないでしょうか。
延命治療というのは、麦や粟、それに玄米などをブレンドしたお米の事で、価格は大体1キロ2,000円前後でしょうか。
安くて食べやすい白米がいくらでもあるのに、なんでわざわざ・・・っという事になってしまうんでしょう。
勿論、いきなり玄米や麦、粟などの価格が上がった訳ではないですよ。
当然、この価格では、中々延命治療が普及しないのも無理もないだろうと私は思います。

延命治療は、昔話のイメージで言えば、非常に低価格な主食でなければならないのです。
ブログやサイトを参考に、もっともっと美味しい延命治療を探す人がこれからも増えるのだろうと思いますね。
人間というのは非常に勝手なもので、生活が豊かになると、今度はあえて粗食にして痩せようとか、綺麗になろうと思うものなんですね。
すると、面白い事に、それと反比例するかのように、延命治療の価格が上昇して行ったのです。
勿論、ブレンドされる穀物の種類や量によって価格は大きく異なって来ますし、もっと安価な商品も多数あるだろうとは思います。

延命治療の価格が下がれば、今以上に普及する事は明確だろうとは思います。
ただ、余りにも価格が下がると、健康食品やダイエット食品としての延命治療の価値が下がってしまうのかも知れませんね。
ただ、“私は美容と健康のために少々高くても延命治療を食べてるんだ〜!”って、自慢出来なくなっちゃう人も多いんじゃないかと思うからです。
という事で、今の価格で納得して、その価値と意味が十分感じられるのであれば、それはそれで問題ないのでしょう。
お金持ちのお宅は白米、そうでないお宅は玄米や麦を混ぜた延命治療というのが明治から戦後の日本では当たり前だったそうですからね。

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